目次
こんにちは。
「セラピストになるから開業するまで」、今日はそのパート1です。
私は20代のころ大手エステティックサロンに勤め、フェイシャル・痩身・リラクゼーション・脱毛など幅広い技術を身につけました。その後、独立して自分のサロンを開業したのですが——開業してから「エステティシャンとセラピストって、こんなに違うんだ」と気づき、しばらく苦戦しました。
その経験をもとに、「セラピストって何?」「どうやってなるの?」という疑問に、現役セラピスト目線でお答えしていきます。
セラピストについて
セラピストとは

セラピストとは、本来「治療家」を指す言葉です。ただ日本では、マッサージや癒し系の施術をする人全般をセラピストと呼ぶことが多くなっています。
ひとつ知っておいてほしいのが、「マッサージ」という言葉の使い方です。実は、国家資格を持たない人が「マッサージ」と宣伝することは法律上グレーな部分があります。ただし「治療目的ではない」と明記した上なら使えるとされています。サロンの看板や広告を見るとき、ちょっと気にしてみてください。
セラピストの種類

セラピストには大きく「国家資格あり」と「民間資格・無資格」の2種類があります。これが、お客さんにとってもわかりにくいポイントのひとつです。
国家資格者(3年制の専門学校または大学で学び、国家試験に合格)
- 柔道整復師
- 鍼灸師
- 理学療法士
主に接骨院や整形外科で働き、保険適用の治療ができます。むち打ちや骨折など、痛みの「治療」が目的のときに頼る専門家です。
民間資格・独学系
- アロマトリートメント…精油を使ったオイルトリートメント。スエディッシュ系の手技が基本で、リラクゼーション目的が中心。
- バリニーズ…バリ発祥。指・手のひら・腕を使った心地よい施術。
- タイ古式…ストレッチを多用する施術。着衣のままできるのが特徴。
- ロミロミ…ハワイ発祥のトリートメント。腕や肘を大きく使った流れるような動きが特徴で、心身ともにほぐれる気持ちよさがあります。
- その他:ホットストーン、リフレクソロジー、ヘッドスパなど
民間資格はスクールに通って取得するものがほとんどで、ピンキリなのが正直なところ。だからこそ「どのサロンに行けばいいかわからない」という声をよく聞きます。
セラピストの学び
どうやって勉強するの

私自身は大手エステで基礎を叩き込まれましたが、今はスクールの選択肢がたくさんあります。
- スクールに通う:費用はかかりますが、直接指導を受けられる。技術の土台を作るには一番確実。
- 通信講座:自分のペースで学べる。ただし「手技」は実際に体を使って練習しないと身につきません。
- サロン勤務で学ぶ:私のように現場で覚える方法。即戦力になれる反面、サロンによって教えてもらえる内容に差がある。
どの方法でも共通して言えるのは、「練習相手をたくさん確保すること」が上達の近道だということ。家族・友人、誰でも協力してもらいましょう。私も最初は家族に毎日練習台になってもらっていました(笑)
次のパート2では、実際に開業するまでに何が必要だったか、私の経験をお話しします。

